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フレンチアンティークのWEB SHOPを始めたきっかけ ①

Yahooブログからこちらに飛んできてくださった方も、FC2でお初の方もこんにちは!
フランスでアンティークショップをしているDAGと申します。

Yahooブログでは15年ほど、当店が発足して以来、ブログを書いておりましたが、今回Yahooブログの終了に伴い、いろいろ工夫ができるFC2に引っ越してきました。

これもいい機会なので、今回初めて当店を知った方はもちろん、今まで私のブログや当店をご愛顧されているお客様も、当店の成り立ちというのを知らない方が多いと思いますので、うちのお店がどのように始まったのか、書いてみたいと思います。

いろいろ山あり谷ありでしたので、私がぶつかってきたドタバタは、アンティーク屋というだけ、フランスで仕事、というだけでなく、普遍的な、「個人でお店をやる、WEB SHOPをやる」ことでぶつかるドタバタにも通じると思います。

当店は本当に小さな個人商店なので、それほどのノウハウはありませんが、ありがたいことに今年で15年、細々ながら長く続けてくることができました。
アンティーク屋ならでは、フランスならではの問題もいろいろありました☆
そんな話をFC2ブログでは書ければな~と思っています。

Vide grenier
地元の蚤の市の様子

というわけで15年前、私はイギリスからフランスへ引っ越してきました。
イギリスには9年ほど住んでいたのですが、その前は、日本で全国区で有名なアメリカの古着屋で正社員を数年していました(イギリス時代は普通の会社員)。
このような経緯からもわかりますが、もともと、私は古いものが好きなんですね。
イギリスでもロンドンの骨董市のすぐ横に住んでいたので、骨董市もしょっちゅう行っていましたし、チャリティーショップ(リサイクルショップの一部)、フリマなどもよく行っていました。
夫もイギリス人らしく古いもの大好きで(イギリス人はアンティーク好き)、二人でいろいろ集めておりました。

そして、いろいろ思うところもあり、夫婦でフランスへ引っ越してきました。
15年前は、フランスの蚤の市は、イギリスの蚤の市より値段が格段に安く、お値段のお安さにつられて欲望の赴くままいろいろ購入していました(笑)。
フランスならでは~なアンティークのカフェオレボウルにもはまってしまって・・・・。
なので、どわ~っと毎週蚤の市でいろいろ購入してしまって、狭い家が物でいっぱいに・・・・。
夫は、その当時1689年築の小さな古屋を修復中で、物を置く場所もないわけです。
なので、購入してきた商品でちょっと気に入らないな~というものを日本のオークションサイトに載せてみました。
イギリスに住んでいるときも、自分のコレクションの一部でいらなくなったものをオークションサイトでたまに売ったりしたりもしていたので、フランスでもやってみたんですね。
そしたら、あらあら、ものすごい値段に・・・・。

15年前は、カントリー系のアンティークの全盛期で、オークションサイトにはアメリカ系のアンティークがあふれていました。でもフレンチアンティークは少なかったみたいで、皆さん、フレンチアンティークを探していたみたいなのです。
その当時、オランダに住んでいた友達も同じ仕事を始めたこともあり、私もすぐに本格的にやってみよう!って思いました。

私が引っ越してきたフランス ブルターニュ地方はとにかくとっても田舎で、外国人の私が働けるところはほぼないし、こんなチャンスもそうそうないだろうと、急いで個人事業主(当時はフランスではMicro Etrepriseと言われていました)に登録して、という感じで、バタバタと当店は発足しました。

このように、この趣味が高じて、WEB SHOPへ発展してきたんですね~。

こういうところは、多分、他のアンティーク屋さんをされている方も多いのではないかな?って思います。

趣味が高じて、仕事になる、という形というのでしょうか。

この形で始まる場合、問題は商売に対する知識が無くって始めてしまう、ってことだろうな、と思います。

私の場合は、フランスへ移住してきた当時は全くフランス語ができない、ということもあったので、英語のできる会計士さんを探し出して、その方にすべてをお任せしてしまいました。

会社の登録の仕方や、社会保険のシステム、税金、その他もろもろ、その方に全部やってもらい、自分でやらなくてはならないところは教えてもらって・・・・。

お金はかかりましたが、これを自分でなんもわからないところからやらなくちゃなんなかった場合、どんだけ大変か~って思いました(今でも同じ会計士さんに大変お世話になっております)。

それほど、当時のフランスのシステムは複雑、怪奇だったんです。
(今でも怪奇ではある)

まず、フランスは社会保障費(年金、健康保険などなど)がとっても高い。
日本よりイギリスのほうが社会保障費が高いと思うのですが、フランスは多分、そのイギリスより断然高いと思います。
普通のサラリーマンでも給料の半分が社会保障費+税金で取られると聞いたことがあります。

そして、以前のフランスの個人事業主のシステムでは、収入が全くなくても最初の1年は、社会保障費を払わなくっちゃなんなかったんです(税金は1年後からなのですが)。
なので、個人事業主になるのにはフランス人でさえも敷居が高かったらしいんですね(私は会計士に丸投げしていたので、そういう支払いはすべて勝手に銀行から天引きされていましたが)。

しかし、2009年からシステムが変わり、今の個人事業主は、収入があった場合、その収入に合わせて後から社会保障費を支払う形になりました。
でも、これも奇々怪々なところが・・・。

詳しく書くと長くなってしまうので割愛しますが、何か言いたいかというと、以前の形でも今の形でも、フランスは社会保障費がものすご~く高いということです。
なので、この金額を頭に入れて商品の値段設定をしないと、完全に 
「社会保障費赤字
になります。

その代わり、フランスの社会保障は本当に手厚いです。
以前、夫が入院したんですが、本当に手厚いし、大きな手術もしたし入院も2週間もしたのに、無料でした。
病院は個室でトイレ、シャワー付き、WIFIも入っていれば、TVでは映画見放題だったんですよ!
子供がいる友達の話を聞いても、教育費もかかんないし、子供を預けるところもとっても安いらしい(半日150円とかの公共のところもあるらしい)。
本当にありがたいんですよね。
生活保護やなんかも充実しているみたいだし、これならどんなことになっても安心だ~と思えるシステムなので、高い社会保障費を支払うのは、私的に全然「あり」、なんですが、商品の値段を決めるときにはそういうところも考えてつけなくちゃなくちゃなりません。
こういうところは、どんな商売でも一緒ですよね。
一つの商品を売るのにも思いもかけないようないろいろな経費が掛かってきますので、それをちゃんと賄える値段設定ってのが、最初のうちはいまいちよくわかっていなかったな~って今になって思います。

ほんと、始めたばっかりの時は、いろいろと会計士さんや友達に教わりながら、ぼやぼやと仕事をしていたように思います~。







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プロフィール

DAG@PMGB

Author:DAG@PMGB
2004年 フランス ブルターニュ地方でアンティーク屋を始めました。
フレンチアンティークの話からフランスの日常生活まで、思いついたことを書いています。

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