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19世紀後期 クレイユ&モントローのカフェオレボウル の修復

先日の蚤の市でとっても素敵なカフェオレボウルを見つけました!


Transfert柄にハンドペイントで着色してある、渋いボウル♪


刻印は19世紀後半から20世紀初期の物だけど、柄やボウルの感じから、19世紀後期ぐらいの物と思います。

しかし、このボウル、超安かったのです! と言うのは、でっかい欠けがはいっていたから・・・・。

柄はとっても珍しくって、私が好きなタイプ・…。 その上安い! けど、でっかい欠け・・・・・。
ちょっと悩んだのですが、やっぱり欠けがあっても好きだ~!と購入しました。

で、その後にちょっと思ったの。 これ、修繕してみようかな?と。

と言うのは、こっちではお店に陶器の修理用パテと言うものが売っておりまして(多分日本でも売っていると思うけど)、これを使って一度、陶器を修理してみたいな~と思っていたのです!
なので、思い立ったが吉日と、初めてですが、修繕してみました☆

パテを陶器の形に作ってくっつけて、アクリル絵の具で柄を修復~♪

この黒い輪の部分が修復したところ。
結構うまくできたと思いませんか~?


内側もちゃんと修理~♪ 修理したところ、どこだか分りますか????

欠け部分は幅3cmX高さ1.5cmぐらいの結構大きな物だったのですが、パッと見、わからなくなりました。
もちろん、近くで見ればわかるけど~~。

この陶器の修理用パテは、固まったら水で洗っても全然平気なものだそうで、普通に使用できるそうです。
でも、柄をアクリル絵の具で描いたから、一応飾り用として、私のコレクションになりました☆

せっかく、素敵なボウルを見つけても、アンティークのサガとでもいうのでしょうか、やっぱり欠けてたりすることってよくある。
それでも珍しい柄とか、古いものとかだと、やっぱり買っちゃうんですよね~。 コレクター魂が・・・・。
こういう風に修理するのは、アンティークの価値としては上がるのか、下がるのか、わからないのですが、今後も気に入ったコレクション用のボウルは修理してみようかな?

ところで、今日はShopの更新日。
頑張るぞ!

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comment

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No title

先日、フランスへ旅行へ行ってる間に訪れた蚤の市で買ったお皿、、、私の不注意で割ってしまったのですが、好きな柄なので修復しようと思っていたところに、petitさんの記事のタイトルが目に入ってきました^^。
パテで修復ができるのですね!くっつけるのはどうやってくっつけるのでしょうか・・・?前に食器を漆を使って修復するといいということも専門家の方からアドバイス受けたことがあるのですが。。

それにしても素敵な柄のカフェオレボウルですね!^^
ナイスぽち!!

No title

わ~修復場所、全然わかりません!
漆じゃないパテ素材での修復の仕方、どこかで読んだ記憶があります。
こんなにきれいに修復できるんですね~。 ここまで愛されて、器も喜んでいるでしょう!

No title

すごい(*_*)
全然分からないし、絵柄の修復まで(;o;)

古い器には素材自体にもなんとも味がありますよね。
うっとりと眺めてしまいます。
素敵です☆

No title

素敵な柄ですね。修復した部分も、画像を拡大してよく見ないと分かりませんね。
ところで、「修復」と「修理」は、少なくとも日本では違うのだそうですね。↓ここに記事がありました。
http://www.yufuku.net/yakimono/monthly/hito/hito003.html

No title

上手く修復できましたね
写真で見る限り欠けた部分を修復したとは思えません
絵も違和感なくオリジナルのままのように見えます
絵もお上手なのですね(^-^)Wポチしました

No title

なるほど 修復すごいですねぇ~。
そうやって綺麗な状態で皆さんのお手元へ届くのですね。
ほんと 分からなくなりますね。

No title

愛着あるものを修理するなんて 凄いですね
修理されたものも 幸せだと思います
私もしたいけど 不器用なので無理です

No title

Tamamiさん、せっかく買ってきたお皿、割れてしまったのですね~。
欠けではなくて割れたものはどうするのか? 日本なら金継ぎとか漆とかなんでしょうが、こちらでは、割れたお皿を貼りつける接着剤が売っています(笑)。 ただ、この接着剤を使った後に、お皿が使えるかどうか?は分りません。 家にその接着剤がないので・・・・。 きっと東急ハンズとかで聞けば、教えてもらえるのではないでしょうか?

No title

古だぬきさん、パテで修復ってのが、こっちでは主流のようですね~。 もうすこし練習したらもっときれいにできるようになるかな?
ちょっと自分のコレクションで時間があったら練習してみます!

No title

おかぴ~さん、古い陶器は本当に陶土自体に個性があると言うか、いろいろすねたりしてくれますが、それをなだめすかして愛でるのがまた一興(ってどのお殿様?って感じですが)。
手を入れれば入れるほど、かわいいな~って思います。

No title

アノニマさん、記事、読みました~☆
修復と修繕、ちがうんですね~♪
日本では継ぎが主流ですよね。 こっちでは古いのはホチキス留め、最近ではパテが主流のようです。

No title

すんりさん、出来るだけ元に似せて、一生懸命修復してみました。
始めてやったのですが、なかなかうまくできて、満足です!

No title

由美乃助さん、私はお店で売る商品に関してはまったく修復とかしていないんですよ~。そんなことしてたら、恐ろしく値段が上がってしまいます(笑)。
というか、オリジナルの状態をキープしたいコレクターさんもいらっしゃるので。
どちらにしても味があると思います☆

No title

Min*Min*Ka*onさん、修復、ゆっくりやれば結構きれいにできますよ!
私も次回は紙やすりを使って、もう少し表面をつるつるにしよう!と思っています。練習、練習ですね!

No title

petitさん>ネットでたまたま見つけた、「陶磁器修復講座」へ今度行ってこようかと思ってます。そういうものがあるんだと、見つけた途端に嬉しくなりました。実は1枚は割り、1枚は欠けてしまって。。^^;割ったお皿や欠けたお皿を修復する技術もあるようです。

No title

Tamamiさん、そんなコースがあるんですか!
いいですね~♪
もし私が日本に行っている間に受けられるようなものだったら、私も受けたいかも…。
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プロフィール

DAG@PMGB

Author:DAG@PMGB
2004年 フランス ブルターニュ地方でアンティーク屋を始めました。
フレンチアンティークの話からフランスの日常生活まで、思いついたことを書いています。

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Petit Mignon Grand Beau
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